静岡市は、3000m級の山々が連なる南アルプスから最大深度2500mの駿河湾へと繋がる、世界でも極めて珍しい標高差5500mという自然環境を有しています。私たちは、その自然や生きものたちが与えてくれる多くの恵みによって豊かで健康な生活を送っています。
南アルプスはわたしたちの生活を支えてくれる源であり、そのかけがえのない自然環境を守り、後世へと受け継いでいくため、静岡市は、南アルプスに深く関係する静岡、山梨、長野3県9市町村と連携し、南アルプスの世界自然遺産登録に向けた活動を行っています。この活動のなかで、人と自然とがどのように繋がりあっていけば、自然環境を守りながら共存していけるのかを考えるユネスコエコパークという国際制度への登録を目指し取り組んでいます。
南アルプスは3000m級の山々が13座連なる日本を代表する山岳地帯です。また、南アルプスを源とする大井川をはじめ深遠な渓谷は豊かな森林を育み、多種多様な動植物たちが生息、生育する環境を醸成しています。そして、人もその奥深く厳しい自然と向き合う暮らしのなかで、育んできた伝統文化を今もなお大切に守り受け継いでいます。
南アルプスのユネスコエコパークは、人と自然とが繋がりあう姿を「高い山、深い谷が育む生物と文化の多様性」と表現し、南アルプスの自然や文化を大切に守りながら、地域社会の発展を目指していきます。静岡市は、南アルプスとの共生文化が息づく井川地区の発展を願い、ユネスコエコパークへの登録を推進していきます。
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