京都の3ピースバンド、THE OPENING CLOUD「改造した心」
改造した心
作詞、作曲:小倉悠吾
混沌とした日常に 僕は嫌気が指していて
何気ない夜 いつものレンタルビデオ屋へ出かけてく
とても小さな 僕の世界は
何かを求め 探し続ける
たとえばそれは文芸作品 文化人類学 社会学や
遊郭を描いた古い邦画にドキュメントも観漁ってみたんだ
オーバーエイティーン卑猥も含め
知る度に僕は好きや嫌いが増えて行く ただ分けてゆく
そうせざるを得ない生物に生まれてきた
改造した心で 僕は何かを感じ出す
さっきまでの僕とは確かにどこか違ってる
新しい価値観が見下す 今までの僕の常識を
眠れない夜疑ってた 僕が見ているこの景色
愛していたい 僕の世界を
繰り返される めぐりめぐる
例えばそれは 三角四角 緑赤黄色 形や色にカテゴリー化して
また知識が入ってさらに別れて さらさらさ別れ
本能に任せ細分化され過ぎて専門分野だ何だと
また小さく感じて求めてかなくちゃ これは成長なのかよ
懐疑した心で 僕は何かを忘れてゆく
自分に嫌気がさして 日々を淡々と過ごしてた
あの頃の好奇心はどこへ行ったのか
何もかもが無意味なことに思えてゆくよ このままじゃ
知れば知る程に 世界が広がる程に
そういえば始まりは 一本のあの映画からだった
刺激的で 運命的で 夢中になってさらに探した
一つずつ知って行く中で 愚かな自分を感じ出す
知識を得ては変わる これは生きる意味の一つだろう
今日までの僕とは 全て入れ替えてしまえばいい
例えば唄 例えばブログ twitter も 何もかもが変わる
それはそれは素敵なことです これは生きている証なのです
だから希望に胸膨らませ いつものレンタルビデオ屋へと急ぐ
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